Record China 2010年6月21日(月) 15時25分
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19日、スウェーデン王室のビクトリア王女(32歳)は、ストックホルム市の大聖堂で結婚式を挙げた。盛大な式典が行われたが、その引き出物は中国制の陶磁器だったという。写真は唐山市の陶磁器メーカー。
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2010年6月19日、スウェーデン王室のビクトリア王女(32歳)は、ストックホルム市の大聖堂で結婚式を挙げた。盛大な式典が行われたが、その引き出物は中国制の陶磁器だったという。新快報が伝えた。
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ビクトリア王女と結婚したのは、民間人のダニエル・ベストリング氏(36歳)。なれそめは、スポーツジムを経営するベストリング氏が王女の担当インストラクターになったことだという。日本の皇太子様、英国のエドワード王子、デンマークのマルグレーテ2世女王やオランダのベアトリックス女王など各国の要人が集まった。
引き出物としてスウェーデン王室が選んだのが中国の陶磁器。発注を受けた唐山市の陶磁器メーカー担当者は、結婚する夫妻の写真が描かれたコップ4万個、皿1万枚を製造したと明かした。分量の多さにスウェーデンへの輸送は3回に分けられたという。その総額は70万元(約930万円)に及ぶ。
担当者によると、スウェーデン王室との「縁」は偶然に導かれたものだったという。昨年5月、同社と提携する英国企業に、記念撮影した写真をプリントした皿を送った。英国企業は企業内の展示室にその皿を飾っていたが、そのことを知ったスウェーデン王室が引き出物として選んだのだとか。
陶磁器の引き出物を始め、豪華な婚礼となった。結婚費用の2000万クローネ(2億3500万円)は国王と政府の折半。税金の無駄遣いとの批判は強く、ソーシャルネットワーキングサービス・フェースブック上で、税金投入反対を呼びかけるコミュニティの参加者は5万人を超えたという。批判に対し、王室は、結婚式は多くの旅行客を呼び経済効果が高いと反論している。(翻訳・編集/KT)
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