<中華経済>不動産融資リスク強まる、銀監会が警告―中国

Record China    2010年6月23日(水) 5時18分

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16日、中国銀行業監督管理委員会は、2009年度のリポートで、2010年は不動産業界向け融資で信用リスクが高まるとの見方を示した。銀行に対し注意を呼び掛けている。資料写真。

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2010年6月16日、中国銀行業監督管理委員会は、2009年度のリポートで、2010年は不動産業界向け融資で信用リスクが高まるとの見方を示した。銀行に対し注意を呼び掛けている。中国と香港のメディアが伝えた。

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リポートによると、銀行の個人住宅ローンの審査が散漫になる可能性がある。また、不動産開発向けの融資も貸し倒れリスクが強まる可能性があるとして、不動産融資の管理を強化するよう求めた。また、四半期ごとのストレステスト報告を主要銀行に引き続き求める考えを示した。

2009年は銀行の新規融資が9兆5900億元、前年同期比31.7%増と10年間で最多だった。経済構造の調整が進む中、2010年は一部融資に実質的な損失が生まれる可能性が高まったという。中国の09年末現在の不動産融資額は前年同期比38%増の7兆3300億元だった。(翻訳・編集/東亜通信)

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