内陸部初の国家級新区・両江新区が誕生=西部経済発展促進の責務担う―重慶市

Record China    2010年6月19日(土) 21時37分

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18日、重慶市に両江新区が誕生した。上海浦東新区、天津濱海新区に続く中国第三の国家級新区となった。内陸部初の国家級新区として、中国西部経済の発展に貢献すると期待されている。写真は18日、重慶市人民大会堂で行われた両江新区成立大会。

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2010年6月18日、重慶市に両江新区が誕生した。上海浦東新区、天津濱海新区に続く中国第三の国家級新区となった。中国新聞社が伝えた。

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両江新区は重慶北部新区と重慶両路寸灘保税港区を含むもの。北部新区は区内に多くの国家級技術パークなどを擁しており、ハイテク技術の研究開発及び製造、先進的サービス業が集中している。両路寸灘保税港区は輸出入、加工貿易に関する関税優遇措置がある地域。上海の洋山保税港区に準じた扱いとなる。

重慶市は都市・農村総合セット改革の試行地域であり、両江新区はその要として内陸経済の発展と先進的産業の整備に重要な役割を果たし、長江上流域の金融・イノベーションセンターとしての役割を担う。ある関係者は、内陸部初の国家級新区である両江新区の成立は、中国政府が西部大開発を新たに推進する象徴的な事件であり、中国西部経済の発展と東・西部格差の縮小に大きな意義を持つと評価している。(翻訳・編集/KT)

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