Record China 2010年6月19日(土) 18時34分
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18日、世界銀行は中国経済に関する四半期見通し報告を発表。2010年の国内総生産(GDP)成長率を3月時点の9.5%に据え置いた。注目を集めるストライキの多発と賃上げについても、インフレにはつながらないとの見通しを示した。写真は南京市の建築現場。
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2010年6月18日、世界銀行は中国経済に関する四半期見通し報告を発表。2010年の国内総生産(GDP)成長率を3月時点の9.5%に据え置いた。新華網が伝えた。
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報告は、中国の経済成長は今年、投資への依存度をやや減少し、輸出改善が大きなプラス要素になると分析した。ただし輸入の急増と貿易条件の悪化に伴い、貿易黒字は減少すると予想している。また、金融危機対策からの出口政策と不動産価格高騰対策により、経済成長のペースは年初の急上昇から穏やかに下落すると分析した。
2010年の国内総生産成長率は9.5%、11年は8.5%と予想された。世界銀行のエコノミストは「健全な成長」と評価している。また、不安視されている食品価格や家賃の上昇、ストライキと賃上げについても、生産性の向上で影響は吸収できるとの見通しを示し、「賃上げ―インフレ」の悪性スパイラルに突入することはないと分析している。(翻訳・編集/KT)
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