2010年6月16日、クレジットカード大手・マスターカードの調査から、シンガポール人が旅行を非常に好むことが分かった。今年下半期に海外旅行の予定がある人が約半数に上り、マレーシア、タイ、香港、台湾へ行く人が多い。シンガポール華字紙・聯合早報が伝えた。

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調査は観光支出について、3月15日から4月12日まで、シンガポール人400人を対象に行われた。その結果、48％が今年下半期の支出で海外旅行を優先しており、アジア・太平洋地域24か所中、クウェート（71％）、香港（56％）、アラブ首長国連邦（52％）に次ぐ4位。1年前の調査ではこの割合は30％、6か月前の調査では42％と、徐々に増えている。

シンガポール人の計画している旅行先の95％はアジア・太平洋地域で、一番人気はマレーシア（35％）。2位はタイ（30％）、香港と台湾が同列3位（24％）で、以下、オーストラリア、中国、日本と続いた。なお、調査が行われた時点では、タイ・バンコクの政情不安は拡大していなかった。（翻訳・編集/岡田）