北朝鮮、中国船銃撃事件で1人27万円の賠償金―中国紙

Record China    2010年6月17日(木) 15時29分

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16日、中朝国境を流れる河川・鴨緑江で4日、銅の密輸を試みた中国船が北朝鮮の警備艇から銃撃を受け、中国人3人が死亡した事件で、北朝鮮が1人あたり3000ドル(約27万円)の賠償金を支払った。写真は中国の丹東側から見た北朝鮮。

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2010年6月16日、中朝国境を流れる河川・鴨緑江で4日、銅の密輸を試みた中国船が北朝鮮の警備艇から銃撃を受け、中国人3人が死亡した事件で、北朝鮮が1人あたり3000ドル(約27万円)の賠償金を支払った。17日付で環球時報が伝えた。

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仏AP通信が16日、韓国「デイリーNK」の報道として伝えた。記事は、遼寧省丹東市に滞在中の北朝鮮ビジネスマンの話として、北朝鮮代表が今週同市を訪れ、遺族に謝罪し賠償金も支払ったと報じた。事件については、北朝鮮側が韓国のスパイと誤認して発砲したとも報じられているが、デイリーNKは、死亡した3人は北朝鮮側と支払い額について言い争った後、その場を離れようとした時に銃撃を受けた、としている。

中国外交部は事件後ただちに北朝鮮に正式な抗議をしたが、これについて西側メディアは「異例」「強硬」との見方を示した。一方、中国の専門家は今後の中朝関係について「事件が両国関係に影響することはない」と話している。(翻訳・編集/NN)

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