温家宝首相、出稼ぎ農民の生活改善に決意=だが、なお火種かかえるホンダ工場の労使関係―中国

Record China    2010年6月16日(水) 17時10分

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2010年6月15日、ロイター通信中国語サイトは記事「温家宝首相が出稼ぎ農民の生活改善を呼びかけ=広東省中山市のホンダ部品工場ストライキは終息へ」を掲載した。写真は2008年、広州ホンダの組立ライン。

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2010年6月15日、ロイター通信中国語サイトは記事「温家宝首相が出稼ぎ農民の生活改善を呼びかけ=広東省中山市のホンダ部品工場ストライキは終息へ」を掲載した。以下はその抄訳。

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端午節を翌日にひかえ、休日となった15日。温家宝(ウェン・ジアバオ)首相は北京市で出稼ぎ農民との座談会に出席した。温首相は政府と社会に向け、「自分の子どもに対するように、出稼ぎ農民と接しよう」と訴えた。中国政府は、数億人に達する農民や出稼ぎ農民の収入と生活水準を引き上げる決意を示した。それと同時に加工輸出産業の国際的競争力を保つこと、ストライキが拡散し社会不安の要因とならないことを目指すと宣言した。

こうした問題で注目を集めているのが日本のホンダ関連工場のストライキ。15日、ストライキは一時停止となり、労働者は仕事に復帰した。ただし、これは18日まで3日間限定の一時中止に過ぎず、同日、企業側が発表する給与改善プラン次第では再びストライキに突入するもようだ。企業側は基本給100元(約1340円)、特別手当100元の賃上げ案を示しているが、大多数の労働者は受け入れない姿勢だ。また労働者の多くはストライキ終了に不満を抱いており、仕事に復帰したとしても、きちんと仕事をするつもりはないという。(翻訳・編集/KT)

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