Record China 2010年6月9日(水) 14時25分
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8日、中国・上海万博で、日本の医療機器メーカー、テルモの「テルモウイーク」で、日本産業館に設置されたイベントステージでは「体温の秘密・健康クイズショー」が開催されていた。
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2010年6月8日、5月に開幕した中国・上海万博に、日本企業22社と2つの自治体が共同で出展している「日本産業館」では、5月3日から1週間単位のイベント、企業ウイークが順次開催されている。取材当日は日本の医療機器メーカー、テルモの「テルモウイーク」で、日本産業館に設置されたイベントステージでは「体温の秘密・健康クイズショー」が開催されていた。
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中国では、近年の急速的な経済発展とともに、「健康志向」や「食の安全志向」が高まり、健康管理を考える人々が大幅に増加していることから、毎日の健康管理に役立つ耳寄り情報の提供と、体温や血圧についての測定体験会と題して、体温や血圧の健康測定の体験や、テルモ製品が当たる健康に関するクイズショーなど、楽しみながら健康管理の重要性を知ってもらうユニークなイベント。
このような健康や医療機器を身近に感じる体験イベントは「ユニークな輝く技術で人にやさしい医療を実現する」というテルモが掲げる企業ビジョンに通じるもので、上海万博を通じて中国の多くの人々に企業活動を理解してもらう良い機会となりそうだ。
クイズショーでは、「次の動物のうち、体温が最も高いのはどれでしょう? 1、人間 2、カンガルー 3、すずめ」という司会者からのクイズに、会場の参加者は手を上げて答え、司会者から「答えは3、すずめです。空を飛ぶことができる鳥は、空を飛ぶのに大きなエネルギーが必要になるので、40度以上の高い体温を保っています。すずめは、43度もあると言われています。」という説明に、会場からは大きなどよめきが起こった。
なお、テルモの常設展示ブースでは、幅約6メートルの大スクリーンに、先進高精細の3Dハイビジョン映像で、「医療の進化」をテーマに人の進化や医療技術の進化が紹介れており、「ウイルスが体内に入ってきた時、体温を上げることで、免疫力を高め、熱に弱いウイルスから身体を防御するのは、生物が進化とともに身を守るひとつの武器として獲得してきたものです。そして、今、人は技術を駆使して医療を進化させています。」という、人の進化、医療技術の進化が、迫力ある3D映像とともに分かりやすく説明されていた。(取材/川上)
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