2010年6月1日、人気女優のチャン・ツィイーが、2008年5月に発生した「四川大地震」被災地・徳陽市でチャリティープロジェクトの発表会に出席した。新浪網が伝えた。

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ちょうど「子供の日」に当たるこの日、徳陽市では地震で両親を亡くした子供たちのための保護施設「徳陽孤残自動寄養培訓和流浪児童保護中心」の設立発表会が行われ、チャリティー団体「章子怡基金会」代表のツィイーも出席。08年にカンヌ映画祭で集めた募金40万ドル（約3600万円）を同施設に寄付した。

昨年末から、不倫疑惑や「四川大地震」で集めた救援金の使途不明問題など、スキャンダル続きのツィイー。一連の報道以降、公の前に姿を見せるのはまれで、この日も多くのメディア記者が殺到した。

この日の発表会でツィイーは、親を亡くした子供たちの境遇について、涙をこぼしながら今後の協力も約束。しかし話題になった使途不明問題は、明細を整理して公表するとしながらも、いまだに発表はないまま。社会からの抗議の声も相変わらず大きく、多くの中国メディアがこの日のツィイーの「涙」を冷ややかな目で伝えている。（翻訳・編集/Mathilda）