Record China 2010年6月1日(火) 19時6分
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5月31日、ホンダの広東省仏山市にある部品工場で、ストライキを続ける従業員がスト解除に応じた地元政府系の労働組合員と乱闘になり、従業員数人が軽傷を負う騒ぎが起きた。写真は26日のストライキの様子。
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2010年5月31日、ホンダの広東省仏山市にある部品工場で、ストライキを続ける従業員がスト解除に応じた地元政府系の労働組合員と乱闘になり、従業員数人が軽傷を負う騒ぎが起きた。ニュースサイト・財新網が伝えた。
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同工場では日本人社員との給与格差に不満を抱いた中国人従業員が17日、賃上げを求めるストを敢行、従業員側は徹底抗戦の構えを見せていた。その後、31日になり、会社側の提案に納得した多くの従業員が生産ラインに戻ったが、一部は依然不満だとして交渉を続けていた。
労働組合員がスト従業員をビデオで撮影しようとしたため、スト従業員側がこれに反発、録画を削除するよう求めるうち乱闘に発展した。組合員はスト従業員7〜8人を拳で殴り、軽傷を負わせたという。ラインに戻っていた従業員も騒ぎを聞きつけ、再びストに戻った人もいた。
また、同紙の記者が現場で聞いた話によると、正門付近で大勢の労働組合員がスト従業員を囲むようにして暴行を加え、うち2人が地面に倒れ、顔面から血を流していた。組合員らはその後、ワゴン車に乗ってその場を去ったが、その間、近くにいた警察官は見て見ぬふりだった。
現場は警察当局により封鎖され、ヘルメットを被った特殊部隊も待機していたが、出動はしなかった模様。(翻訳・編集/NN)
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