<上海万博>車椅子の「ニセ身障者」続出で、優先ゲートの利用厳格化へ―上海市

Record China    2010年5月28日(金) 18時26分

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28日、上海万博事務局は、車椅子の優先ゲートの利用を厳しく制限する意向を明らかにした。身体障害者を装い、長い行列を尻目に車椅子で優先ゲートから入館するなど悪質なケースが相次いでいるためだ。写真は13日、長い行列が出来た中国館。

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2010年5月28日、上海万博事務局は、車椅子の優先ゲートの利用を厳しく制限する意向を明らかにした。身体障害者を装い、長い行列を尻目に車椅子で優先ゲートから入館するなど悪質なケースが相次いでいるためだ。

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同事務局によると、現在各パビリオンと優先ゲートの利用基準の統一について話し合いを進めているところ。近日中に全パビリオン共通の利用基準として適用し、徹底したいとしている。万博会場では車椅子の付き添いは1人までと決められているが、2〜3人が付き添うケースや、身体障害者を装い車椅子で入館した後、元気に歩き回る人などが続出し、苦情の声が上がっていた。

事態を重く見た地元の大学生が上海市トップに直訴の手紙を送ったことで、マスコミでも大々的に取り上げられ、関心を集めるようになった。同事務局も「道徳的規範を守り、ルールを守らない行為は慎むよう」呼び掛けている。(翻訳・編集/NN)

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