2010年5月27日、北朝鮮人民軍総参謀部は、韓国の対北制裁措置に対する報復を盛り込んだ「重大通告文」を発表した。新華網が伝えた。

【その他の写真】

通告文は以下の7項目。（1）南北経済協力に関する軍事的保障措置の全面撤回、（2）韓国軍が再開した宣伝放送など「心理戦」には無慈悲な反撃を加える、（3）東岸・西岸地区の軍事通信連絡所および開城工業団地への陸路通行遮断を検討、（4）西部海域での偶発的衝突を防止するための協議の完全失効と、海上無線対話および緊急通信の遮断、（5）西部海域の軍事境界線侵犯へは即座に反撃、（6）韓国船舶、航空機、その他交通手段での領海、領空、領土の通行禁止、（7）韓国当局関係者の北朝鮮領内入境を禁止―。

これらの措置は北朝鮮検査団による哨戒艦沈没事故の調査を韓国が受け入れ、検査団がでっち上げを暴くまで継続される。（翻訳・編集/KT）