<中華経済>地球に優しい?「石の紙」、石灰原料、8省市で生産―遼寧省大連市

Record China    2010年5月19日(水) 14時56分

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17日までに、中国大連市の地球衛士(大連)石頭紙科技株式有限公司が開発した石灰原料の「石の紙」の生産が吉林省汪清の同社工場で始まった。写真は南京で開催された生活用紙国際科学技術展示会。

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2010年5月17日までに、中国大連市の地球衛士(大連)石頭紙科技株式有限公司が開発した石灰原料の「石の紙」の生産が吉林省汪清の同社工場で始まった。他に中国8省・市に工場を設立済みで近く本格生産を始める。中国各メディアが伝えた。

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メーカーによると、「石の紙」は原料の85%が石灰で植物繊維はゼロ。生産過程で水、木材資源を使わない。排気や残渣もない上、二酸化炭素の排出削減にもつながる。使用後は石灰に分解可能で、しかも分解までの時間を3カ月から100年まで調節できるという。

重さはA4サイズ1枚1.3グラムで、一般紙の0.7グラムより重い。筆記した時の書き味は普通紙と変わらない。生産量拡大とともにビニール袋よりも安い「石の紙袋」が誕生する見通し。(翻訳・編集/東亜通信)

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