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15日、遼寧省の瀋陽桃仙国際空港で着陸しようとしていた旅客機が約4時間近くにわたり着陸できない状態が続いた。原因は近くを漂流していた凧だった。写真は瀋陽桃仙国際空港。
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2010年5月15日、中国・遼寧省の瀋陽桃仙国際空港付近に凧が漂流していたため、旅客機18機のダイヤに影響した。4時間近くにわたって離着陸できない状況が続いたという。中国新聞社が16日付で伝えた。
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報道によれば、15日正午(現地時間)、旅客機が空港への着陸コースに進入しようとしたところ、コース上に「凧(たこ)」が飛んでいるのをパイロットが見つけ管制塔に通報。12時35分、同機には着陸停止の措置がとられた。
空港側では着陸の妨げになっているこの凧を捕まえようと様々な手段を講じたが、捕まえられず、多くの人員を動員して凧を飛ばしている場所を特定しようとしたものの、視認が難しい透明の糸が使われていたため、場所の特定は困難をきわめた。
最終的に、近くの電柱に糸の切れた凧が絡まっていたものと判明。空港への着陸が再開されたのは午後3時50分。「万一、凧がエンジンに巻き込まれていれば大惨事を引き起こしていたかもしれない」と空港関係者は話している。(翻訳・編集/岡田)
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