<CTR特別提供・中国実態調査>上海万博開幕、スポンサー企業の広告投入額うなぎ登り

Record China    2010年5月13日(木) 22時24分

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10年5月、上海万博が開幕した。それに伴い、公式スポンサー企業の広告投入額がうなぎ登りとなっている。写真はスポンサー企業のひとつ・コカコーラ社の広告。

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2010年5月、上海万博が開幕した。それに伴い、公式スポンサー企業の広告投入額がうなぎ登りとなっている。中国の大手調査会社・CTR市場研究の特別提供記事。

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CTRメディアコンサルの調べでは、2010年に入ってからその動きが顕著。今年1〜2月、万博スポンサー企業26社の広告投入額は37億元(約504億円)、前年同期比47%増となった。これは、過去14か月(09年1月〜10年2月)の総額・210億元(約2860億円)の約2割を占める。

テンセント(IT)、中糧集団(食品)、中国人民保険(保険)、中国東方航空(航空)、貴州茅台(酒造)などの国内大手は、同期間に広告投入額を約2倍に増やした。また、従来は広告露出の少ないシスコシステムズ(米・ネットワーク機器開発)、ミオ・テクノロジー(台湾・GPS関連)なども伸びが大きい。日用品(FMCG)メーカーも全国各地で積極的な販促活動を展開している。

なお、上海万博への注目度を示すデータとして、CTRメディアコンサルが行った2010年第1四半期の調査では、「最も注目したニュース」の第7位に上海万博がランクインしている。(翻訳・編集/愛玉)

■CTR市場研究

本社を北京に置く中国の大手調査会社。国内最大の調査網を持ち、市場調査と分析、コンサルティングを業務とする。消費者指数、消費動向、メディア戦略、医療、自動車、金融、電子通信機器などの幅広い分野で展開する。

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