第1四半期の消費者信頼感指数、金融危機以前の水準まで回復―中国

Record China    2010年5月9日(日) 18時0分

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6日、中国国家統計局の経済景気観測センターと米調査会社ニールセンが発表した今年第1四半期の消費者信頼感指数は108となり、07年以来最高を記録した。写真は3日、上海万博で中国館を模した帽子をかぶって歩く男性。

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2010年5月6日、中国国家統計局の経済景気観測センターと米調査会社ニールセンが共同で発表した今年第1四半期(1−3月)の消費者信頼感指数は108となり、09年第4四半期(10−12月)より0.4ポイント上昇、07年以来最高を記録した。中国新聞社が伝えた。

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これについて、同センターの潘建成(パン・ジエンチョン)副主任は「仕事や収入に対する見通しが明るくなったことが大きい。特に中部と農村の指数上昇が顕著だ」と分析。ニールセン大中華区のミッチ・バーンズ総裁は「2010年は上海万博、広州でのアジア競技大会など国際的な大型イベントが続く。それにより、個人の経済状況がますます良くなるとの見方が大半を占めている」と話した。

一方、消費意欲はやや低下した。「今は消費の絶好の機会だと思う」と答えた消費者は43%で、09年第4四半期(10−12月)より0.3ポイント減少。特に高収入層での意欲低下が顕著だが、専門家は「不動産価格の急騰と関係している」と指摘している。(翻訳・編集/NN)

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