思いがけない4つ子の誕生に喜ぶ反面とまどいも―安徽省淮北市

Record China    2006年12月2日(土) 12時45分

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農村部出身の女性が、帝王切開で4つ子を産んだ。病院内は喜びにわいたが、今後の生活がどうなるのか両親は不安でいっぱいだ。

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2006年12月1日、安徽(あんき)省淮北(ホアイベイ)市の産婦人科医院で、ある妊婦が帝王切開によって、かわいい4つ子の赤ちゃんを産んだ。4人のうち男の子は2人、女の子が2人で、重さはそれぞれ2100g、1900g、2150g、1630gだという。状態は母子ともに安定しており、病院で観察が続けられている。

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父親の謝文礼(シエウェンリー)さんは、淮北市の農村部出身だ。子どもが生まれることは嬉しかったし、妻のお腹はとても大きかったが、まさか4人もの子が一度に生まれてくるとは思いもよらなかった。彼らの暮らしは豊かではなく、4人の子どもの将来を考えるととても心配だ。この事情を知り、病院は4つ子の医療費を一部免除することにした。

1人っ子政策が敷かれている中国で4つ子を産むことは、たくさんの子を欲しがっている人にはうらやましいことかもしれない。しかし子育ての経済的な負担は、都市住民との貧富の差が問題視されている農村部の人々にとって、かなりの重荷なのである。

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