Record China 2010年4月30日(金) 12時42分
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29日、韓国の哨戒艦が3月に黄海で沈没し、乗組員46人が死亡した問題で、韓国では李明博大統領の訪中を前に戦略的協力パートナーである中国の傍観を非難する声が噴出している。写真は中国海軍。
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2010年4月29日、韓国の哨戒艦が3月に黄海で沈没し、乗組員46人が死亡した問題で、韓国では李明博(イ・ミョンバク)大統領の訪中を前に戦略的協力パートナーである中国の傍観を非難する声が噴出している。環球網が伝えた。
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韓国海軍の哨戒艦「天安(チョンアン)」の爆発、沈没問題をめぐり、韓国では北朝鮮関与説が高まっており、北朝鮮に強い影響力を持つ中国に対し、「韓国側に立った行動を取るよう」求める声が複数の韓国メディアで見られるようになった。
上海万博に合わせて訪中する李大統領は30日に胡錦濤(フー・ジンタオ)中国国家主席と首脳会談を開く予定だが、韓国紙・朝鮮日報は「韓国の5000万人の国民はこの会談を期待の目で見守っている。その結果は今後100年間の韓中関係に影響を及ぼすことになるだろう」と半ば脅しのような論調で報じた、と記事は伝えた。
また、27日付文化日報は、「今回の問題で中国は戦略的協力パートナーとしての役割を発揮していない。中国は北朝鮮に対する影響力が最も大きい国として、北朝鮮の挑発行為を阻止する責任がある」と中国側の「傍観」を批判。28日付ソウル新聞も「問題解決のカギは中国が握っている」と中国側に何らかの対応を行うよう迫っている。
こうした報道に対し、環球網は「韓国メディアは涙ながらに訴えているが、記事を書いた人間は中国の立場や苦悩を全く気にしていないようだ」と反論している。(翻訳・編集/NN)
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