車列組んで蟹を食べに!中国の「自動車文化」はこれから発展、若者が担い手―英紙

Record China    2010年4月28日(水) 17時36分

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23日、英紙・フィナンシャルタイムズは「中国で自動車文化が急速に成長している」と報じた。中国は10年以内には米国と肩を並べる規模の高速道路網を持つとされている。写真は上海の車友会ハーレー・ダビッドソン・上海車友会。

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2010年4月23日、英紙・フィナンシャルタイムズは「中国で自動車文化が急速に成長している」と報じた。中国は10年以内には米国と肩を並べる規模の高速道路網を持つとされている。新華網の26日付の報道。

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39歳のある男性は「自動車のスピード感が好き」と話し、「車があればどこへでも行けるという自由が感じられる。車のない生活はもう考えられない」と話す。米国の歴史をトレースするかのように、中国では今後、自動車のドレスアップ部品や洗車チェーン店、地方のモーテル(Moter Hotel)やドライブインなど、自動車文化をとりまく新たな産業が大きな利益を生み出す可能性があるという。

マーケティング世界最大手・TNS(テイラーネルソンソフレス)Automotive中国支社のKlaus Paur氏は「欧州や日本などの成熟市場では若い世代の車離れが進んでいるが、中国では若い世代こそ市場のカギとなっている」と話し、先進諸国と中国の自動車市場の状況は好対照だと指摘している。

中国の若者の間では「車友会」と呼ばれる愛車サークルが流行の兆しを見せており、隊列をなして道路を疾走したり、集団で郊外へ出かけ、イチゴ狩りや地元特産の蟹を食べに行ったりなどの活動が盛んに行われているという。彼らの主な目的は交友、そして自由の享受。こうした2点の要素が、若者の自動車購入のモチベーションとなっているようだ。(翻訳・編集/岡田)

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