Record China 2006年5月8日(月) 0時2分
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1、 2005年8月20日、貴州省道真県に住む数百人のコーラオ族の人々が貴陽市紅楓湖畔にあるコーラオ族の村に集まり、吃新節が催された。吃新節というのは早稲の収穫の後、家々で新米を食べ、祖先に奉納する祭りである。歌や演劇、稚魚の放生などのイベントが行われた。
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◆人口/
【その他の写真】
人口は57万9357人。
◆地域/
主に貴州省の北西、南西、北部に分散して住んでおり、少数の人たちが広西チワン族自治区と雲南省に住んでいる。
◆言語/
コーラオ族の言葉を使用し、漢・チベット語系に属す。語派は未定である。稿、阿欧、哈給、多羅の四つの方言に分かれている。分散して暮らしているため、中国語がすでに公用語となり、多くの人々はミャオ族の言葉、イー族の言葉、プイ族の言葉に精通している。この民族は文字を持たない。公用語は中国語。
◆宗教/
コーラオ族は多くの神を信奉し、祖先を崇拝している。
◆歴史/
コーラオ族の人々は、中国古代の「僚」人(発音は老と同じである)の祖先である。約2000年前に、古代の僚人は貴州省に定住して農業にたずさわり、その後、絶えず移住を繰り返し、その他の地区に定住するようになった。明時代の頃から、多くの史籍に「懍石(コーラオ)、古代は僚と称する」という記載が見られるようになった。
◆文化/
コーラオ族の人々は農業に従事し、主にトウモロコシの栽培、その他イネ、麦、イモなどを栽培していた。清時代の頃、コーラオ族の中で鍛冶屋が発展し、鋤の鋳造や鳥撃ち銃を造るなどして、「鍛冶屋の懍石(コーラオ)」と称されていた。コーラオ族の人々は長期にわたって漢族の人々と一緒に暮らしてきたため、生活習慣など漢族と似ているが、今なお、自民族特有の文化行事、祭日の祝典、飲食の習慣等を、一部残している。コーラオ族は人口が少なく、分散して暮らしているため、一族の間でも言語に大きな違いがあり、同じの県に住む一族の人たちの間でも距離が離れると、往々にして言葉が通じないことがある。
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