中国サッカー再生計画始動=年数十人もの少年選手を欧州へ派遣―中国

Record China    2010年4月23日(金) 11時5分

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2010年4月22日、国家体育総局運動管理センターの韋迪主任は、ネットユーザーとの交流会を行った。未来の名選手を育てるため、年数十人もの少年を欧州に留学させる計画を披露した。写真は李金羽選手。

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2010年4月22日、国家体育総局運動管理センターの韋迪(ウェイ・ディー)主任は、ネットユーザーとの交流会を行った。未来の名選手を育てるため、年数十人もの少年を欧州に留学させる計画を披露した。中国新聞網が伝えた。

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留学計画は年内にも開始される見通し。中国サッカー協会が主催し、欧州で年齢別のトレーニングキャンプを開催する計画だ。22日付iSMによると、その数は5年で500人にも上るという。サッカーの理念を学ぶのが目的で、長期的な留学ではないようだ。また海外の専門家を招いての教室開催、アマチュアサッカーの普及など中国の環境整備にも力を入れる。

1992年から1998年にかけ、中国サッカー協会は、大手飲料メーカー・健力宝の協力を得て、若手選手をブラジルに長期留学させる計画を実行した。李金羽(リー・ジンユー)や李[王韋]峰(リー・ウェイフォン)など国家代表選手7人を生み出す成果を上げたが、中国のサッカー文化向上には貢献できなかったとの批判もある。

韋主任は、「子どもたちの近くにサッカー場があること」「お金や勝敗ではなく、遊びを通じて中国サッカーを発展させること」が、今年の青少年育成計画のコンセプトだと話している。(翻訳・編集/KT)

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