Record China 2006年11月30日(木) 20時53分
拡大
正式な許可を持ち、安全基準を十分に守っていた炭鉱で爆発が起き、11人が帰らぬ人となった。監督する立場としての政府の責任が問われている。けがをした作業員。
(1 / 4 枚)
2006年11月29日の午前6時30分、甘粛(かんしゅく)省武威(ぶい)市天祝(ティエンジュー)県にある1号炭鉱で、ガス爆発事故が発生した。調査の結果、同炭鉱は正式な許可を持っており、政府の決めた安全基準を十分に守っていたことが分かった。
【その他の写真】
爆発時、坑内には38人の作業員がいたが、後に27人が無事に脱出した。残りの11人を探すため、政府は緊急に救援活動を展開。29日の午後5時までに、11人すべての遺体が見つかり運び出された。現在救助活動はほぼ終わっており、事故の原因を調べているところだ。
中国では無許可の炭鉱での爆発事故が頻発しており、許可を持つ炭鉱の事故は少なかった。今回許可を持つ炭鉱で事故が起きたことについて、監督する立場としての政府の責任を問う声も上がっている。
この記事のコメントを見る
ピックアップ
we`re
RecordChina
お問い合わせ
Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら
業務提携
Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら
この記事のコメントを見る