<中華経済>通貨政策を緊縮方向へ、人民銀貨幣委主任が見解―中国

Record China    2010年4月21日(水) 1時15分

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18日、中国人民銀行(中央銀行)貨幣政策委員会の李稻葵主任は、中国の通貨政策を緊縮的な方向に転換する必要があるとの考えを示した。写真は人民元。

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2010年4月18日、中国人民銀行(中央銀行)貨幣政策委員会の李稻葵主任は、中国の通貨政策を緊縮的な方向に転換する必要があるとの考えを示した。李主任は「財政は緩和、通貨は緊縮」の政策を実行するべきだと述べた。中国各メディアが伝えた。

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李主任によると、中国では資金が充足しており、国内総生産(GDP)に対する広義の通貨供給量(M2)の割合が高すぎる。M2 のGDPに対する割合は米国が65%、日本が110%で既に高いレベルにある。中国は170%でしかも急速に拡大しており、将来数年内に「金はあるが投資先がない」状況が現れる恐れがあり、慎重なマクロ政策が必要だ。

一方、中国の財政は資金が十分で負債は少なく、大胆な拡大型の政策が可能。財政の支援で経済構造と経済発展モデルを転換すれば、民生問題を解決することもできるという。(翻訳・編集/東亜通信)

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