金目当ての結婚もアリ?!本当の愛は結婚後にはぐくめばいい―スペイン華字メディア

Record China    2010年4月17日(土) 22時56分

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2010年4月、スペイン華字ニュースサイト・欧華網は、コラム「恋愛と結婚は別物=スペイン在住華人が見る『功利的結婚』の主流化」を掲載した。写真はスペイン・マドリード。

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2010年4月、スペイン華字ニュースサイト・欧華網は、コラム「恋愛と結婚は別物=スペイン在住華人が見る『功利的結婚』の主流化」を掲載した。15日、中国新聞網が伝えた。以下はその抄訳。

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現在、人々はますます功利的になっている。「金、店、居留カード」。スペイン在住華人にとっては避けて通れない三点セットだ。この問題を結婚で解決しようとする「功利的結婚」が増えている。功利的と聞くと、なにやら嫌なもののようにも感じるが、実際には素晴らしい生活を送っている人も多い。

中国では理想の結婚相手は時代とともに変わってきた。1950年代は共産党幹部、60年代は軍人、70年代も軍人、80年代は大学生……。その後は相手に求める基準は多様化したが、「功利的結婚」そのものは社会の主流となった。

今、スペインで働く30歳前後の独身男性は、「自分には結婚の資格がない」と口をそろえる。女性が「功利的」に相手を狙うハンターとなった今、自分には獲物としての資格がないのだ、と。今はただその資格を得るために頑張るだけだと話している。

ある中国人女性はスペインに留学後、同級生とつきあうようになった。交際から3年、結婚を考える年齢となったが、交際相手はまだビジネスで成功を収めていない。ならばとその女性は自分を好きになってくれた仕事先の経営者の息子と結婚した。そこに本当の愛はなかったのかもしれない。しかし結婚から2年、今は幸せな家庭を築いている。中国で両親が家を買おうとした時、夫は5万ユーロ(約629万円)をぽんと差し出した。愛がなかった?金のことばかりを考えている?いや、そうではない。愛は時間とともにはぐくむことができるのだ。

逆のケースはどうだろうか?あるマンションオーナーによると、経済的に苦しい留学生が同棲し仲むつまじく暮らしていても、最終的に結婚することは多くない。だがそれも悪くはないとそのオーナーは話した。経済条件を求めて別の相手を探し当てた者には豊かな生活があり、捨てられた者はこれを機会に奮起するのだから、と。(翻訳・編集/KT)

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