中国自動車メーカー経営者層、高収入ランキング発表―中国

Record China    2010年4月14日(水) 16時31分

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12日、2009年の中国自動車市場は好調に終わったが、各自動車メーカー経営者層の収入にはどう反映されたのか。写真は江鈴汽車の製品(04〜09年撮影)。

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2010年4月12日、広州日報は09年の中国自動車メーカー経営者層の収入ランキングを発表した。2009年の中国自動車市場は好調に終わったが、各自動車メーカートップの収入はどう反映されたのか。

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首位は江鈴汽車(ジャンリン・モーターズ)の陳遠清(チェン・ユエンチン)総裁。08年比約10%増の255万元(約3482万円)という年間報酬で3年連続の首位となった。同社は陳総裁以下、経営者層の年間報酬額も軒並み高く、100万人民元(約1365万円)を超える人も複数。

商用車メーカーが乗用車メーカーに勝る傾向。江鈴汽車のみならず、福田汽車の王金玉(ワン・ジンユー)社長や宇通客車の湯玉祥(タン・ユーシャン)理事長らも年間報酬額が100万元を超えているほか、自動車部品メーカーも好調だ。

しかし中国国内2大メーカーの上海汽車、長安汽車では昨年の純利益がそれぞれ9倍、40倍にのぼったものの、経営者層の年間報酬は1ケタ成長にとどまった。企業業績が必ずしも報酬に反映していないという一例。競争の激烈な自動車業界では利益率が他業界に比較して低く、不動産や金融業界には遠く及ばず、経営者層の年収水準では薄利で知られる家電業界にも負けているという。

外資との合弁企業は情報公開がないため、このデータでは大型国営企業が多くランクインした。(翻訳・編集/岡田)

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