中国検索最大手のキーワード広告価格が急騰=新システム導入が背景に―中国

Record China    2010年4月13日(火) 22時39分

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12日、網易は、新型広告システムを導入した中国検索最大手・百度のキーワード広告価格が高騰していることを報じた。ゲーム関連などのホットキーワードでは値段が8倍になったものもあるという。写真は百度の広告説明ページ。

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2010年4月12日、網易は、新型広告システムを導入した中国検索最大手・百度のキーワード広告価格が高騰していることを報じた。

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10日、福建省アモイ市で開催された「2010年時代に勝つ検索エンジン営業販売大会」に出席した検索エンジンマーケティング企業・adSageの雷鵬(レイ・ポン)高級副総裁は、「鳳巣」導入以来、キーワード広告の入札価格が高騰していると明かした。ゲーム関連のホットキーワードでは8倍に値上がりしたものもあるという。その背景にあるのは新広告システムの導入。

昨年12月1日、百度は新広告システム「鳳巣」を導入した。従来の広告システムが、広告と検索結果が同じように表示されるとの批判を受けて導入されたものだ。結果として1ページあたりに表示される広告の量が減少し、検索連動キーワード広告のオークション価格の上昇につながった。

精度が向上した「鳳巣」ではコンバージョン率も高まったため、出稿元の投資回収率は減少していない。それだけにクライアントの出稿意欲も高いままだという。入札価格の上昇は百度の業績にとっては明らかにプラス。ただし百度経営陣は2月10日、会計士に対し、「(現時点では)予測は難しい」とコメントしている。(翻訳・編集/KT)

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