2010年4月9日、中国人民銀行（中央銀行）、財政部など政府・党の関連9部門はこのほど、出版やテレビ番組など国内文化産業を振興・発展させることを目指す指導意見を発表した。文化産業向けに金融商品開発や融資強化に乗り出す。

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国務院が09年に発表した文化産業の振興計画の実施を金融面から後押しする内容で、文化産業が、経済成長の有望分野で内需拡大に貢献するほか、中国のソフトパワー強化に役立つと指摘している。

通達によると人民銀などは今後、◆融資団による融資拡大◆保険会社、私募ファンドなどによる出資◆直接融資の積極化◆IPO支援やM＆A促進――などを奨励する。（翻訳・編集/東亜通信）