<上海万博>周辺住宅がウィークリーマンション化!出展企業社員や外国人向けに家賃相場が急騰―上海市

Record China    2010年4月14日(水) 5時52分

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12日、上海万博開催を目前に、会場周辺に住宅物件を所有するオーナーたちは「万博景気」に沸いている。万博のために上海を訪れる滞在者のために短期契約の物件貸し出しを行っているという。写真は「全棟貸し出し中」と広告を掲げる上海市の高層マンション。

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2010年4月12日、開催まであと2週間あまりとなった上海万博を前に、「万博景気」に沸いている人たちがいる。万博会場周辺に住宅物件を所有するオーナーたちだ。彼らは万博のために上海に滞在するビジネスマンや観光客のために、ウィークリーマンションのように日単位や月単位で物件の貸し出しを開始しており、周辺の家賃相場が急騰しているという。新民晩報の報道。

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今年2月、万博会場周辺で短期契約の物件が貸し出されて以降、周辺の物件オーナーたちが次々とこのビジネスに乗り出した。近辺のある不動産会社によると現在、顧客からの問い合わせの6割がこうした短期契約に関するもので、万博出展企業の社員や外国人観光客がその中心だという。たとえば、万博会場から徒歩3分、広さ177平米の新装物件は本来の家賃相場が3000〜3500元(約4万1000〜4万8000円)、それが短期契約の場合は9000〜1万元(約12万3000〜13万7000円)までに上昇する。周辺は必ずしも生活に便利な地域とは言いがたく、生活用品の買い出しなどが不便なケースもある。

数か月にわたるホテル滞在を嫌う訪問者や、短期間でひと儲けをしたい物件オーナーの双方にとってハッピーなビジネスであることには間違いないが、こうした潮流に乗らないオーナーたちは辛口意見を持っている。万博終了後、こうした短期物件が一斉に空き室になった時、新しい入居者を探すのは一層困難になるというのが彼らの見方だ。(翻訳・編集/愛玉)

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