<続報>問題ワクチンで子ども3人に後遺症=当局調査で確認―山西省

Record China    2010年4月7日(水) 11時52分

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2010年4月6日、中国衛生部のデン海華報道官は、山西省異常ワクチン事件について調査報告を発表した。告発記事で取り上げられた15人の患者のうち、3人が問題ワクチンの接種が原因だったことが判明したという。資料写真。

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2010年4月6日、中国衛生部の●海華(デン・ハイホア、●は都の左が登)報道官は、山西省異常ワクチン事件について調査報告を発表した。告発記事で取り上げられた15人の患者のうち、3人が問題ワクチンの接種が原因だったことが判明したという。BBC中国語サイトが伝えた。

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3月17日付の中国経済時報は、山西省異常ワクチン事件に関する告発記事を掲載した。民間企業が不正な入札を通じて山西省のワクチン保存・配送業務を請け負ったが、高温下に放置し、品質に問題が生じたというもの。接種した子ども4人が死亡、74人が後遺症を負ったという。特に被害者のうち15人の経緯について詳細に報じている。

告発記事を受け、中国衛生部は問題の15人の調査を開始した。その結果、4人が死亡していたが、ワクチンとは無関係と確認された。残る11人のうち3人はワクチン接種が後遺症の原因だったことが判明したという。

同報道官は山西省のワクチン管理に問題があったことを認めつつ、現在では「山西省、そして全国のワクチンは安全です。安心して接種して欲しい」と強調した。しかし、ワクチンの品質問題は山西省にとどまるものではない。先日は江蘇省と河北省の製薬企業が製造した狂犬病ワクチンの問題が判明したばかり。その量は7ロット21万人分余りに及び、全国27省・市に流通している。(翻訳・編集/KT)

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