<中華経済>「三網融合」4都市で先行―中国

Record China    2010年4月8日(木) 9時40分

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6日、通信、放送、インターネットのネットワーク融合(三網融合)の試験運用を行う先行4都市に、上海など4都市が選ばれるとの見通しを業界関係者が明らかにした。資料写真。

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2010年4月6日、通信、放送、インターネットのネットワーク融合(三網融合)の試験運用を行う先行4都市に、上海など4都市が選ばれるとの見通しを業界関係者が明らかにした。他の3都市は杭州深セン、山東省青島市だという。第一財経網が伝えた。

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「三網融合」では、インターネットを通じパソコンでテレビ番組を見るなど、サービスと端末の融合が進む。このため試行都市に選ばれるには、ブロードバンド回線や有線テレビ放送の普及が条件になる。

上海は、メディア企業グループの上海文広集団と大手通信キャリアの中国電信上海支社によるIPTV(インターネット・プロトコル・テレビ)が普及し利用者数が全国一。2009年現在、103世帯と、ブロードバンド利用世帯の26%を占める。

浙江省杭州市と広東省深セン市は、地元企業による「三網融合」サービスが既に普及。固定電話、携帯電話、無線インターネット、ブロードバンド通信、有線テレビ、デジタルテレビ、地上波によるテレビ放送などを1社で行っている。

山東省青島市は早くも2003年、有線デジタルテレビ放送の試験都市に選ばれ、同放送の普及が既に完了しており、監督官庁の中国国家ラジオ映画テレビ総局からも高い評価を受けている。(翻訳・編集/東亜通信)

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