世界最大の珊瑚礁に汚染の危機=中国の貨物船が座礁、燃料漏れる―オーストラリア

Record China    2010年4月5日(月) 9時55分

拡大

2010年4月3日夜、オーストラリア・クイーンズランド州ロックハンプトン市の沖合い約120キロで、中国の石炭輸送船が座礁した。船体から漏れ出た油が世界最大の珊瑚礁グレートバリアリーフを汚染する可能性もあるという。写真はグレートバリアリーフ。

(1 / 4 枚)

2010年4月3日夜、オーストラリア・クイーンズランド州ロックハンプトン市の沖合い約120キロで、中国の石炭輸送船が座礁した。船体から漏れ出た燃料油が世界最大の珊瑚礁グレートバリアリーフを汚染する可能性もあるという。4日、鳳凰網が伝えた。

その他の写真

座礁した輸送船は神能1号。6万5000トンの石炭を運び、中国へ向かう途中だった。船員23人に負傷はないという。また950トンの燃料を搭載しており、船体の亀裂から一部が漏れ始めている。

クイーンズランド州によると、神能1号は航路から15キロ離れた地点を全速航行中に珊瑚礁にぶつかったもようだ。左舷が深刻な損傷を受け、船体がばらばらになる可能性もある。世界最大の珊瑚礁である世界遺産グレートバリアリーフ付近での事故だけに自然環境への影響が懸念される。(翻訳・編集/KT)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携