バス運転手100人以上がスト敢行、会社の財務状況公開など求め―雲南省怒江リス族自治州

Record China    2010年4月5日(月) 12時9分

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4日、雲南省怒江リス族自治州のバス運転手124人以上がストに突入して3日目に入った。交渉の結果、一部は職務復帰している。写真は雲南省怒江リス族自治州。

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2010年4月4日、新京報によると、雲南省怒江リス族自治州のバス運転手124人以上がストに突入して3日目に入った。

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3日午前から、運転手側の12名の代表と同自治州政府が交渉を始めており、一部の運転手は4日、職務に復帰したという。運転手らは、所属する怒江交運集団公司に対して、会社の財務状況を公開し会社が運転手から徴収している各種費用について明らかにすること、支払いが滞っている給与を速やかに支払うこと、上納金の減額の3点を要求としてかかげ、ストを起こしていた。

ある運転手は、「交渉でこれらの条件が聞き入れられないのなら、決して職務復帰しない」と話している。同社は直接バスを所有しておらず、同社が運転手らに業務を委託する経営体制をとっているが、会社側が定める規定に対して運転手らは不満をもっていたとみられる。

ストにともない、同自治州内を走る路線と長距離バス路線合わせて29路線の運行が停止していた。同政府は今回のストを手引きした者の有無を調査しているという。(翻訳・編集/津野尾)

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