2010年3月29日、AP通信は「中国でますます流行る豪華結婚式」と題した記事を掲載し、中国のブライダル産業繁栄の状況を紹介した。4月1日付で環球時報が伝えた。

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記事は、中国でブライダル産業が繁栄している理由は生活レベルの向上と若者のハデ婚ブームにあるとし、ウエディングドレスからブライダルプランナーまで、かつてないほど選択肢が多様化していると指摘する。

中国の多くの若者にとって、結婚式は伝統的な儀式であるとともに、自身の富と地位を示す絶好の機会となっている。あるウェディングドレスデザイナーは「ウエディングドレスは1度しか着ないため、昔はレンタルや安いもので済ませたが、今の若者は贅沢で豪華なものを選ぶ。結婚は一生に一度の晴れ舞台だからこそ、衣装の質やデザインにこだわりたいのだろう」と説明する。

また、ブライダル雑誌の編集者は「北京の1人当たりの平均結婚費用は約5万元（約67万5000円）。ブライダル産業は利益率が高いため、結婚写真から結婚プロデュースまで多くの企業が市場に参入し、若者たちの旺盛な需要に応え、多くの選択肢を提供している」と話す。

記事は「中国の伝統文化の中で結婚が最も価値のある風習の1つと認識されている」とし、結婚式のスタイルは、最新流行を取り入れた洋式か、完全に伝統に則った中国式に分かれると分析している。（翻訳・編集/HA）