投資移民による利益は年1800億円、53%は中国人―カナダ

Record China    2010年3月30日(火) 16時57分

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26日、カナダへの投資移民が同国経済にもたらす利益は毎年約20億カナダドル(約1800億円)に上り、投資移民の53%が中国人であることが分かった。資料写真。

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2010年3月26日、カナダへの投資移民が同国経済にもたらす利益は毎年約20億カナダドル(約1800億円)に上り、投資移民の53%が中国人であることが分かった。カナダの華字紙「世界日報」の報道を中国新聞社が伝えた。

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記事によると、カナダへの投資移民の条件には「80万カナダドル(約7200万円)以上の純資産の所有」「5年以内に40万カナダドル(約3600万円)の無利息投資の実行」「経営・管理経験」などが挙げられており、カナダでは現在、投資移民の申請本人が3万4400人、家族を含めて13万人以上が生活している。研究報告によると、1999年以降、中国がカナダへの投資移民の主要国になっており、投資移民の53%が中国人だという。

投資移民の目的地は、ブリティッシュコロンビア州が最も多く49%、次いでオンタリオ州(23%)、ケベック州(22%)となっている。投資移民の年齢は大部分が40〜49歳で、個人・事業資産の購入額は平均72万1500カナダドル(約6494万円)に達している。1年のうちのカナダでの滞在期間は、10〜12か月の投資移民が82%を占めている。

報告によると、08年末現在で投資移民の承認待ちをしている申請者が約9000人いることが判明しており、カナダの経済学者は「投資移民はカナダの人口・経済問題解決に役立つため、カナダ政府はより多くの投資移民を受け入れるべきだ」と提案している。(翻訳・編集/HA)

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