<米中>商務部部長が「為替操作国」認定への報復措置を示唆、人民元戦争は山場に―中国

Record China    2010年3月24日(水) 9時11分

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21日、中国商務部の陳徳銘部長は中国発展ハイレベルフォーラムの席上、人民元切り上げ問題で経済制裁を科された場合には報復すると示唆した。写真は3日、全国政治協商会議に出席した陳部長。

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2010年3月21日、中国商務部の陳徳銘(チェン・ダーミン)部長は、中国発展ハイレベルフォーラムに出席。人民元切り上げ問題で経済制裁を科された場合には報復すると示唆した。22日、環球時報が伝えた。

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陳部長は、通貨切り上げによる貿易調整機能の影響は一部にとどまるとして、人民元の大幅切り上げによって世界経済のバランスが回復するとの意見に批判的な見方を示した。また、人民元は低評価されておらず、もし為替操作国として貿易制裁された場合には、中国は黙認することはないと発言、報復を示唆した。

ロイター通信、ワシントン・ポストなど海外メディアは、陳部長の発言に注目。中国を「為替操作国」として認定しようとする動きに対する警告であり、「人民元の戦いは新たな山場に向かっている」と分析した。(翻訳・編集/KT)

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