中国の今年のGDP伸び率、9.5%!ただし、インフレ発生の可能性高い―世界銀行

Record China    2010年3月19日(金) 4時27分

拡大

16日、世界銀行は中国経済に関する四半期の見通しレポートを発表し、「中国の今年のGDPの伸び率は9.5%となるが、明らかなインフレ現象が現れるだろう」と予測した。資料写真。

(1 / 4 枚)

2010年3月16日、世界銀行は中国経済に関する四半期の見通しを発表し、「中国の今年のGDPの伸び率は9.5%となるが、明らかなインフレ現象が現れるだろう」と予想した。台湾・中央通訊社の17日付の報道を環球網が伝えた。

その他の写真

レポートによると、中国では昨年、政府主導の投資が08年比42%の伸びを示した半面、民間投資は同約18%増に止まった。しかし今年は政府主導による投資の比重が大幅に減少し、経済成長モデルもこの影響を受けるとしている。具体的には、不動産市場の活力が復活し、不動産投資が経済成長に与える影響が大幅に増加する。一方で、政府主導による投資の伸びは昨年の半分程度になるとしている。輸出に関しては、年間の伸び率を15%と予想した。この数値は08〜09年を上回るものの、依然として02〜07年の伸び率を下回っているという。これらにより、中国の今年のGDPの伸び率は9.5%になると予想した。

また、レポートは「中国では今年、比較的はっきりしたインフレ現象が現れる」とし、「政府の金融緩和政策の影響や、食料価格・不動産価格・賃貸相場・原料価格などの値上がりの影響でインフレが発生する。インフレ率は3.5〜4%になる」としている。(翻訳・編集/HA)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携