「サッカーW杯のマスコットは劣悪環境下で作られている」批判は的外れ!渦中の工場が反論―中国

Record China    2010年3月15日(月) 13時2分

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11日、子どもを低賃金かつ劣悪な環境で働かせているとして批判されている上海華声塑膠工芸礼品有限公司が、批判は全くの的外れであり誤解だと反論した。写真は01年8月、北京ユニバーシアードに参加した南アフリカの選手。

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2010年3月11日、子どもを低賃金かつ劣悪な環境で働かせているとして批判されている上海華声塑膠工芸礼品有限公司(以下、華声)は、環球時報の取材に答え、批判は全くの的外れであり、生産停止を命じられたというのは誤解だと反論した。14日、環球時報が伝えた。

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2010年3月9日、国際サッカー連盟(FIFA)から南アフリカW杯マスコットキャラクターグッズ「ザクミ」の製造販売を委託されたGlobal Brands Groupは、その下請け工場である華声での生産一時停止を発表した。同工場は低賃金かつ劣悪な環境で子どもを働かせている、いわゆる「スウェットショップ」であると批判されていた。

11日、華声の担当者は環球時報の取材に答え、「我が社の環境、給与は中国でも一流の水準にあります。中国で定められた基準も厳守しています」と回答、批判報道はでたらめだと反論した。また、「誰かがこの誤ったニュースを口実に南アフリカ政府を批判しようとしている、あるいは南アフリカの失業率問題に目を向けさせようとしているのではないでしょうか」と推測している。

また、マスコットキャラの生産が一時停止されたとの報道も否定した。クライアントの要求に合わせて、国際的な認可を受けた第三者機関による検査が行われているため、生産が中断しているだけで、検査に合格すれば生産は再開されるという。現時点では生産された商品の置き場所などささいな問題以外に、大きな問題は指摘されていないと述べている。(翻訳・編集/KT)

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