中国の圧力で?ダライ・ラマ14世の代表を逮捕、対中抗議活動防止を図る―ネパール

Record China    2010年3月10日(水) 12時5分

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8日、ネパールメディアは、ネパールにおけるダライ・ラマ14世の代表が7日、警察に逮捕されたと報じた。3月10日のチベット蜂起記念日の抗議活動を事前に取り締まる狙いと見られる。写真はチベット自治区のラサ空港。

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2010年3月8日、ネパールメディアは、ネパールにおけるダライ・ラマ14世の代表が7日、警察に逮捕されたと報じた。9日、環球時報が伝えた。

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ネパールの亡命チベット人は3月10日のチベット蜂起記念日に抗議活動を計画していた。逮捕は事前に抗議活動を制止する目的と見られる。インドのIANS通信は中国の圧力によるものと報じた。

チベットに隣接するネパールには多くの亡命チベット人が住み、活動の拠点となってきた。しかし最近では国境を抜けて亡命してきたチベット人を拘束するなど、重要な援助国である中国寄りに外交姿勢を転換した。

中国現代国際関係研究院の馬加力(マー・ジアリー)氏は、「ネパール政府は近年、亡命チベット人による反中活動を許可していない。ダライ・ラマ14世の代表の逮捕は友好国としての責任を果たしていることを明らかに示すもので、『チベット独立勢力』に対する強い警告になった」とコメントした。(翻訳・編集/KT)

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