Record China 2010年3月11日(木) 7時1分
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9日、華字紙・日本新華僑報の蒋豊編集長は「日本の大学はセクハラ天国になってはならない」と題した記事を中国のブログサイトに発表した。写真は中国で出版されたセクハラ反対を訴えた小説「不能承受之親」。
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2010年3月9日、華字紙・日本新華僑報の蒋豊(ジアン・フォン)編集長は「日本の大学はセクハラ天国になってはならない」と題した記事を中国のブログサイトに発表した。以下はその概略。
【その他の写真】
宮崎市の宮崎公立大学で50歳代の男性教授が1年生の女子学生にセクハラする事件が起きた。同大では04年と08年にも、別の教授2人が宮崎地方裁判所にてセクハラを認定されている。今回の事件は昨年7月、この男性教授が女子学生からメールアドレスを聞き出し、「毎日君の可愛い顔を見たい」「弁当を作ってほしい」などのメールを送信。さらに研究室に2人だけでいる時、電気を消し、女子学生の手や太ももを触った。
日本の大学におけるセクハラ事件は多い。中国人留学生も被害に遭ったことがある。明るみに出るのは氷山の一角で、いわばセクハラの多発地帯だと言っても過言ではないだろう。事件で共通しているのは加害者が50歳代の男性教授であること。この年代の男性は家庭での居場所がなく、仕事でも先は見えている。日本独特の性文化の中で育った彼らが人生の黄昏期に差し掛かると、若い女性へのセクハラ行為に対する衝動を抑えきれなくなってしまうのか。
日本の大学は「セクハラ天国」になってはならない。日本は国際化の時代に入り、「留学生30万人計画」も推進している。学生が安心して学べる環境作りをし、セクハラ事件がこれ以上起きないよう防止対策に努めてもらいたい。(翻訳・編集/NN)
●蒋豊(ジアン・フォン)
25年以上にわたってメディアの仕事に携わる。99年創刊で年間発行部数324万部を誇る日本の中国語紙・日本新華僑報編集長。
※本記事は筆者の承諾を得て掲載したものです。
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