チベット自治区主席、後継者問題は「ダライ・ラマが死んでから話せば良い」―中国

Record China    2010年3月8日(月) 17時40分

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7日、中国チベット自治区のバイマ・チリン主席は全人代に合わせて開かれた記者会見で、チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世の後継者問題に関する見解を述べた。

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2010年3月7日、中国チベット自治区のバイマ・チリン(白瑪赤林)主席は北京メディアセンターに設けられた全国人民代表大会のプレスセンターで開かれた記者会見で、チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世の後継者問題に関する見解を述べた。新華網が伝えた。

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ダライ・ラマが今年7月に75歳を迎えるにあたり、その後継者選びに対する関心は高まっている。チベットの伝統では、ダライ・ラマの死後、チベット仏教の高僧らがお告げに基づいて生まれ変わりの少年を捜し出すことになっているが、中国政府は後継者選出には政府の認定が必要だとする法律を定め、両者は対立を続けている。

輪廻転生問題について、ダライ・ラマは先月、「チベットの人々が同意すれば、やめても良いと考えている」と述べているが、これについて、同主席は「ダライは輪廻転生すると言ったり、しないと言ったり。男女どちらでも良いと言ったり、国内外どちらでも良いと言ったり」と批判。その上で、「今は必要以上に話し合う必要はない。ダライが死んでから話し合えば良い」との見解を示した。(翻訳・編集/NN)

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