2010年3月1日、米ニューヨークの国連本部で開幕した第54回国連婦人の地位委員会で、中国国務院婦女児童工作委員会の孟暁駟（モン・シャオスー）副主任は「中国の国家指導者に占める女性の割合は8人に上る」と報告した。中国新聞網が伝えた。

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孟副主任は報告で、中国の約600都市における女性市長および副市長は計670人に上り、女性公務員の割合も95年の30％程度から40％以上にまで増加したと述べた。社区居民委員会や村民委員会など自治体レベルになると、ほぼ全てに女性委員が存在するという。

また、報告によれば、就学機会の男女差も解消されており、08年の小学校適齢児童の入学率は男子99．5％、女子99．6％に上った。大学進学についても同様で、女子学生の割合は大学（短大含む）で49．86％、大学院（修士課程）で48．16％、大学院（博士課程）で34．70％となっている。

国連婦人の地位委員会は46年に国連経済社会理事会の機能委員会の1つとして設置された。女性の地位向上に取り組んでおり、これに関して同理事会に報告、勧告等を行っている。（翻訳・編集/NN）