「盲目の子の心に虹を」盲学校を作ったドイツ人夫婦(上)―チベットラサ市

Record China    2006年11月25日(土) 13時37分

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ドイツ人のサブリエ・テンバーケンさんが、夫と共に私財を投げ打って経営するラサの盲学校。今月25〜30日にかけ、この学校の写真展が広東省広州市で行われる。

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2006年11月25〜30日に、広東(かんとん)省深セン市の雅昌(ヤーツァン)芸術館で、「愛・光明」と題されたチベット盲学校の記録写真展が開催される。そのための準備が現在進められている。

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「世界の屋根」と称されるチベット高原には、標高が高く酸素が薄く、気候は厳しくて紫外線が強い、という理由から、目の不自由な児童が中国の他の地域よりも多いという。さらに医療施設が整っていないこと、医者が少ないことなどから、処置が早ければ救えるはずの事故の応急手当てもままならない。盲目を前世の悪行に対する「罰」とする俗信も生きており、目が見えない子どもたちはベッドにしばりつけられたり、人目から隠されたりし、また物乞いに出されることも多い。

今回レコードチャイナは、そんなチベットで子どものための盲人学校を営む、あるドイツ人夫婦の活動について、3回にわたり紹介していく。

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