2010年2月27日、中国国家洪水干ばつ対策総指揮部は、中国各地で深刻化する干ばつの最新統計を発表した。新華網が伝えた。

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発表によると、27日までの累計で干ばつ被害を受けた耕地面積は約464万ヘクタールに達した。うち作物の被害が411万ヘクタール、作付け前の耕地の被害が53万ヘクタール。また1269万人、家畜842万頭の飲料水が不足している。

中国国家洪水干ばつ対策総指揮部総書記長、中国水利部副部長の劉寧（リウ・ニン）氏は27日、緊急会議に出席。南方の干ばつが深刻で、しかも一部地域に被害が集中していることなどを指摘。干ばつ対策に全国で7億5000万元（約980億円）を支出し水輸送車が延べ16万台出動するなど全力で対策に取り組んでいることを明かした。（翻訳・編集/KT）