2010年2月16日、中国スーパーリーグ所属クラブの大連実徳は、韓国サッカー協会から韓国人FW・安貞桓の代表招集通知を受け取った。34歳のベテランFWは20か月ぶりに代表に復帰することとなった。19日、新浪網が伝えた。

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安貞桓は韓国を代表するスター選手。その甘いマスクは多くの女性ファンのハートをつかんだ。2002年日韓ワールドカップでは韓国代表ベスト4入りの原動力となり、Jリーグでは清水エスパルス、横浜Fマリノスの主力選手として活躍した。05年以後、フランス、ドイツと欧州リーグに挑戦したが結果が出せず、Kリーグに復帰後もベンチを温める日が続いた。そして昨年、大連実徳に移籍。当初は3か月という短期契約だったが、実力で契約延長を獲得し、さらに再び代表の座を射止めることに成功した。

一方、韓国代表も安貞桓を必要としていた。先日、日本で開催された東アジア選手権で、韓国代表は中国代表に0対3と完敗。初対戦以来32年目にして初めてという歴史的敗戦となった。しかも頼みの海外組である朴主永（ASモナコ）が先日、全治2か月の重傷を負っている。こうした中、安貞桓に救世主としての期待がかけられている。代表に招集された安貞桓は3月3日、コートジボワール代表との一戦に挑む。（翻訳・編集/KT）