2010年2月16日、香港保安局の資料によると、09年に海外移住した香港住民は7200人で、97年に香港が中国へ返還されて以来、最少になったことが分かった。香港紙・星島日報の報道を国際オンラインが伝えた。

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資料では7200人のうち半数が米国を移住先に選んでいる。以下、多い順にオーストラリア、カナダと続いた。

移民問題に詳しい専門家によると、欧米諸国では金融危機からの回復の兆しがやっと見え始めた状況の中、香港人は欧米移住よりも「内陸を北上」、つまり中国本土を目指す傾向が見られることのこと。これは今後も続くとみられる。(翻訳・編集/愛玉)