2010年2月11日、中国人民銀行（中央銀行）が同日に発表した最新統計によれば、09年第4四半期に国内で処理されたキャッシュレス・ペイメント（非現金支払い）が金額ベースで前年同期比19．1％増の203兆8600億元と、四半期ベースの過去最多を更新した。取引件数は27．3％増の61億500万件。伸び率は金額ベースで32．6ポイント、件数ベースで1．5ポイントずつ加速した。

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うち、手形決済は2．6％増の2億3800万件、11．5％増の74兆4600億元に拡大。為替手形決済は3．4％増の214万4400件、38．9％増の2兆6200億元になり、伸び率は前四半期比で5．2ポイント、23．8ポイントずつ減速した。

一方、銀行カード決済は56億3400万件、49兆2100億元に増え、金額ベースの伸びが目立つ。銀行カードの発行枚数は第4四半期末現在で14．8％増の20億6600万枚に達したものの、伸び率は前年同期比で5．2ポイント下がった。

同行は「キャッシュレス・ペイメントのシステム安定が、資金の流通と使用効率を向上させ、国内経済の早期回復に役立った」と報告している。（翻訳・編集/東亜通信）