Record China 2010年2月10日(水) 11時54分
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8日、米ウォルト・ディズニーがグーグルなど複数の企業と共同で、中国最大手のバス車内向けデジタル広告会社、巴士在線(バスオンライン)の株式取得に向け交渉していることが、関係筋の話で明らかになった。写真は北京のバス車内に取り付けられたテレビ。
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2010年2月8日、ロイター通信は関係筋の話として、米ウォルト・ディズニーがグーグルなど複数の企業と共同で、中国最大手のバス車内向けデジタル広告会社、巴士在線(バスオンライン)の株式取得に向け交渉していると報じた。9日付で環球網が伝えた。
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記事によれば、ディズニー率いる企業連合は1億ドルを出資し、バスオンラインの株式(発行済み株式および発行予定の新株を含む)の30%〜40%の取得を目指している。ディズニーは昨年11月、中国当局から上海ディズニーランドの建設許可を手にしており、今回の交渉が成立すれば、中国での事業展開にさらなる弾みがつく。同社はバスオンラインに対し、戦略的パートナー関係を結ぶことを望んでおり、中国における長期的な発展の基礎固めをしたい考えだ。
グーグルが取得する株式は少数で大部分はディズニーが持つことになるが、具体的な契約はまだ交わされていないという。ディズニーの幹部が、近く北京で中国のメディア当局とディズニー建設計画やバスオンラインの株式取得などについて協議を行う予定だ。だが、ディズニーやグーグルは今のところ、この問題についてのコメントを控えている。
バスオンラインは上海に本社を置く中国最大のバス社内向けデジタル広告会社。国営中央テレビ(CCTV)と新華社通信と専属契約を結んでいる。09年の売上高は3億1400万元(約41億円)。(翻訳・編集/NN)
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