Record China 2010年2月10日(水) 14時7分
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8日、映画界の関係者3人が集まって「中国のアクションスターの中で誰が一番強いか?」という話題で鼎談が行われた。写真右がブルース・リャン。左は香港アクション映画界の重鎮、サモ・ハン。
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2010年2月8日、旧正月まであと1週間を切り、中国映画市場としては一番のかき入れ時を迎えているこのシーズン、今年も話題のお正月映画が続々登場している。そんな中、先日、映画界の関係者3人が集まって「中国のアクションスターの中で誰が一番強いか?」という話題で鼎談が行われた。結果、選ばれた最強のアクションスターは意外な人物だった。中国新聞社が伝えた。
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人気の高いアクションスターと言えば、今月3日にプレミア上映を果たした新作映画「大兵小将」で話題のジャッキー・チェンや、今年のお正月映画で最高との下馬評を得ている作品「十月囲城」で見事なアクションを披露しているドニー・イェン(甄子丹)。しかし、チャン・イーモウ監督作品「HERO(02年)」、「LOVERS(04年)」で脚本を担当した李馮(リー・フェン)氏、メディア評論家の司馬南(スーマー・ナン)氏、映画評論家で「追影(09年)」の脚本も担当した魏君子(ウェイ・ジュンズ)氏の3人によれば、どの俳優も演技としての「見せるアクション」には優れているが、実戦的な武術の実力ではスタントマンにまったくかなわないという。
映画の中で演じられているのは「套路」と呼ばれる一連の練習法のパターンであって、日本の空手の「型」に近いもの。この套路に秀でることと武術の実力が高いことはまったく別なのだという。司馬南氏は「ジャッキー・チェンやジェット・リー、ドニー・イェン、誰が武術大会に出場しても話にならない」とまで言う。
では、映画界で「最強」なのは誰か?という問いに、魏君子氏は「ブルース・リャン(梁小龍)だろう」と答える。ブルース・リャンは48年生まれ、香港出身のアクション俳優。アクション指導者として映画界入りし、「帰ってきたドラゴン(73年)」で名を広めた。近年では、チャウ・シンチー(周星馳)監督のヒット作「カンフーハッスル(04年)」に出演している。ブルースは過去に、エレベーターホールでナイフや棍棒を所持した20人以上もの暴漢を相手に戦ったという逸話もある。(翻訳・編集/岡田)
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