成功のカギは努力ではない?!富豪一族が嫌われる中国的理由―中国紙

Record China    2010年2月9日(火) 17時55分

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8日、中国青年報は記事「アンケート調査:ネットユーザーの70%近くが『新富豪一族』は官僚とつながっていると回答」を掲載した。写真は大手不動産企業・SOHO中国の創業者である潘石屹・張欣夫婦。

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2010年2月8日、中国青年報は記事「アンケート調査:ネットユーザーの70%近くが『新富豪一族』は官僚とつながっていると回答」を掲載した。

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米紙フォーブス中国語版によると、「2009年フォーブス中国富豪番付」では、王健林(ワン・ジエンリィン)親子、潘石屹(パン・シーイー)・張欣(ジャン・シン)夫婦など一族・夫妻・親子などの名義でランクインしているケースが多い。改革開放以来、中国ではこうした「新富豪一族」が急速に台頭し、社会現象となった。

アンケート調査では「新富豪一族」に対するイメージは「非常に悪い」との回答が38%、「よくない」が21%で、ネットユーザーは批判的に見ている。富豪たちは「まじめに努力したから成功した」「多くの税金を納め、たくさんの人を雇っているのに、社会の評価が低いのはなぜだ」とこうした風潮に反発している。

お金持ちを何とはなしにシビアに見てしまうのはどこの国でも同じかもしれないが、中国独特の事情もあるようだ。富豪が成功した理由について、35%が「官僚権力とつながる何らかの背景がある」、34%が「政府官僚との関係作りがうまい」と回答した。純粋な能力ではなく、腐敗した政府権力と結託することで甘い汁を吸ったのではとの疑いが、中国の富豪批判の背景にあるようだ。(翻訳・編集/KT)

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