Record China 2006年11月22日(水) 0時34分
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絶滅の恐れがあるとされる野生のヒツジ「アルガリ」が、近年野生動物保護に力を入れた結果、生息数が急増しているという。
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2006年11月19日、新疆(しんきょう)ウイグル自治区アルタイ(阿勒泰)地区にある猟場で、野生のヒツジ「アルガリ」たちが群れをなして移動している。猟場とは、許可を受ければ猟ができる区域のことで、もちろん希少動物は狩ることができない。だから彼らはここで、人間に追われることなく楽しく暮らしている。
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アルガリ(盤羊)はらせん状の大きな角が特徴の、世界最大の野生ヒツジ。中央アジアの寒く乾燥した草原や山岳地帯に住み、主に草やコケ類、木の葉や枝を食べ、群れで生活する。家畜のヒツジの祖先といわれている。絶滅危惧種か絶滅の恐れのある種としてリストアップされ、中国では国家第2級保護野生動物に指定されている。
近年現地の林業と野生動物保護部門は、環境と野生動物の保護に力を入れてきたため、この地域に生息する野生動物数が急増した。アルタイ地区の林業部門の話によると、広さ300平方キロメートルに及ぶブルチン県の国際猟場ではアルガリの生息数が1000匹に達し、2000年の時よりも倍以上増えたという。
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